お疲れ様です。タキタロウです!

2026年10月、Fenderから新しいAmerican Professionalシリーズが発表されました。
前モデルのAmerican Professional IIが登場したのは2020年10月。つまり、約6年ぶりのリニューアルです。
これはギター好きとしては見逃せないニュース!
本当は別の動画を作る予定だったのですが、急遽予定を変更して解説動画を制作しました(笑)。
今回のラインアップは、ストラトキャスターやテレキャスターをはじめとした全6モデル。
新しいピックアップの搭載やブリッジの変更、これまでとは異なるモデルの追加など、いくつか注目すべき変更があります。
ただ、最初に僕の結論を言ってしまうと、
「いろいろ変わったけれど、基本的にはアメプロIIと大体同じ」
という印象です。
もちろん、モデルによっては面白い進化もあります。
今回は2026年版American Professionalの変更点、全6モデルの特徴、そして30万円以上を出して新品で購入する価値があるのかについて、実際にテレキャスターやジャズマスターを所有している立場から解説していきます。
※この記事の価格・仕様は2026年10月の動画制作時に確認した情報をもとにしています。販売価格や選択できるカラー・仕様は変更される可能性があります。
Table of Contents
Fender American Professionalとは?アメスタから続くUSA製の主力シリーズ
まず、American Professionalシリーズについて簡単に説明します。
FenderのUSA製ギターには、さまざまなシリーズがあります。
その中でもAmerican Professionalは、いわばフェンダーUSAの王道を担うスタンダードモデルです。
もともとFenderには、長年にわたって販売されていたAmerican Standardシリーズがありました。
通称「アメスタ」です。
1987年頃から2017年まで、およそ30年間にわたって展開されたシリーズで、僕自身もAmerican Standard Telecasterを所有しています。
このアメスタの後継として2017年に登場したのが、American Professionalシリーズでした。
その後、2020年10月にAmerican Professional IIへと進化。
そして2026年10月、約6年ぶりにリニューアルされたわけです。
アメプロIIIではなく、再び「American Professional」に
個人的に少し意外だったのが、シリーズ名です。
初代American Professional、American Professional IIと続いたので、今回はAmerican Professional IIIになると思っていました。
ところが、実際にはナンバリングのないAmerican Professionalという名称になりました。
今後はアメスタのように、基本的なシリーズ名を維持しながら展開していくのでしょうか。
このあたりも気になるところです。
2026年版アメプロのラインアップは全6モデル
今回登場したのは、以下の6モデルです。
| モデル | 動画制作時の税込価格 |
|---|---|
| American Professional Stratocaster | 302,500円 |
| American Professional Stratocaster HSS | 308,000円 |
| American Professional Telecaster | 302,500円 |
| American Professional Jazzmaster | 313,500円 |
| American Professional Jaguar | 319,000円 |
| American Professional Hotshot Telecaster | 308,000円 |
また、ストラト、テレキャスター、ホットショット・テレキャスターには、アッシュボディ仕様の別価格があります。
前モデルのAmerican Professional IIと比較すると、テレキャスター・デラックスがラインアップから外れ、新たにジャガーとホットショット・テレキャスターが加わりました。
特にジャガーの追加は、個人的にも注目していました。
ただ、仕様を確認してみると、少し思うところがありまして……。
その話は後ほど詳しく紹介します。
2026年版アメプロは何が変わった?主な変更点は4つ
まずは全体の変更点を整理してみましょう。

① ピックアップがV-Mod IIIへ進化
今回のシリーズでは、ピックアップが新しいV-Mod IIIへと更新されています。
アメプロIIで採用されていたV-Mod IIからの変更です。
ピックアップはギターの音を左右する重要なパーツなので、今回のリニューアルで注目すべき部分の一つでしょう。
ただし、僕自身はまだ新旧モデルを同じ環境で弾き比べたわけではありません。
そのため、どの程度音が変わったのかについては、実際に試奏して確認したいところです。
スペック上の変更が、そのまま好みの音になるとは限りませんからね。
② ジャズマスターとジャガーのブリッジが変更
今回、個人的に注目しているのがこちら。
ジャズマスターとジャガーに、カスタムショップ由来のJブリッジが採用されました。
アメプロIIではムスタングタイプのブリッジが使われていましたが、今回のモデルでは変更されています。
チューニングの安定性やサステインの向上が期待される仕様です。
特にジャガーやジャズマスターは、ブリッジ周辺の構造が演奏感に大きく影響するギター。
ここは実際に弾いて確認してみたいですね。
③ ストラトとテレキャスターでアルダー/アッシュが選べる
ストラトキャスターとテレキャスターでは、カラーによってアルダーまたはアッシュのボディ材が選べるようになりました。
ただし、好きなカラーと好きな木材を自由に組み合わせられるわけではありません。
例えば、アッシュボディとメイプル指板の組み合わせは、動画制作時に確認したラインアップにはありませんでした。
1954年風のストラトキャスターが欲しい人にとっては、少し残念な部分かもしれません。
僕も「なんでやねん」と思いました(笑)。
④ 全体的に約1万円の値上げ
そして避けて通れないのが価格です。
前モデルの直近価格と比較すると、全体的に約1万円ほど値上がりした印象です。
ストラトキャスターやテレキャスターの基本モデルでも30万円を超えています。
もちろん、円安や原材料価格など、さまざまな要因が考えられます。
ただ、値上げの原因を一つに断定することはできません。
それにしても、アメプロが30万円を超える時代になったんですね……。
① American Professional Stratocaster|基本仕様は継承、ボディ材の選択肢が追加
まずは王道のストラトキャスターから。

今回のモデルは、以下のような仕様です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製造国 | アメリカ |
| ボディ | アルダー/アッシュ |
| 指板 | メイプル/ローズウッド |
| 指板ラディウス | 9.5インチ |
| ネック | ディープCシェイプ |
| フレット | ナロー・トール |
| ピックアップ | V-Mod IIIシングルコイル×3 |
| 特殊機能 | フロントPU常時オン |
| 基本価格 | 302,500円 |
| アッシュ仕様 | 319,000円 |
フロント+リアや3ピックアップ同時出力が可能
アメプロ系ストラトの特徴として、プッシュスイッチによるフロントピックアップの常時オン機能があります。
通常のストラトキャスターは5ウェイセレクターを搭載していますが、標準的な配線ではフロントとリアを同時に鳴らすことができません。
しかし、この機能を使えば、
- フロント+リア
- フロント+センター+リア
といった組み合わせも選べます。
フロント+リアは、テレキャスターのセンターポジションを連想させる組み合わせですね。
音作りの幅を広げたい人には便利な機能だと思います。
個人的にはアッシュ+メイプル指板が欲しかった
今回のストラトで少し残念なのは、アッシュボディとメイプル指板の組み合わせが見当たらないことです。
1950年代初期のストラトキャスターを思わせる仕様なので、好きな人もいると思うんですよ。
しかもアッシュ仕様は通常モデルより16,500円高くなります。
選択肢が増えたこと自体は歓迎ですが、もう少し自由度があっても良かった気がします。
総評としては、基本的にはアメプロIIの延長線上にあるストラトキャスターという印象です。
② American Professional Stratocaster HSS|リアハムのコイル切替が特徴
続いて、ストラトキャスターHSSです。

こちらはフロントとセンターにシングルコイル、リアにハムバッカーを搭載したモデル。
基本的なネックやボディの仕様は、通常のストラトキャスターと共通しています。
大きな特徴は、プッシュスイッチによってリアハムバッカーをシングルコイル系のサウンドに切り替えられることです。
通常のストラトよりも太いリアサウンドを出せる一方、必要に応じて音色を切り替えられる。
クリーンから強めの歪みまで、幅広く使いたい人には魅力的な仕様でしょう。
ただ、こちらも基本的には前モデルの方向性を引き継いでいます。
今回のリニューアルで劇的に性格が変わった、というわけではなさそうです。
③ American Professional Telecaster|4ウェイ派の僕には少し惜しい仕様
続いてテレキャスター。
僕自身、長年American Standard Telecasterを所有しており、かなり改造もしています。
そのため、今回のテレキャスターについては少し厳しめに見てしまいます(笑)。

主なスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製造国 | アメリカ |
| ボディ | アルダー/アッシュ |
| 指板 | メイプル/ローズウッド |
| 指板ラディウス | 9.5インチ |
| ネック | ディープCシェイプ |
| フレット | ナロー・トール |
| ピックアップ | V-Mod IIIシングルコイル×2 |
| ブリッジ | 3連サドル |
| 特殊機能 | プッシュスイッチによる直列配線 |
| 基本価格 | 302,500円 |
| アッシュ仕様 | 319,000円 |
プッシュスイッチで直列配線にできる
今回のテレキャスターも、アメプロIIから引き継がれた直列配線機能を搭載しています。
通常のテレキャスターでは、センターポジションでフロントとリアのピックアップを並列接続します。
一方、プッシュスイッチを使うと、センターポジションを直列接続に切り替えられます。
直列接続では、一般的に通常のミックスポジションよりも太く、出力感のあるサウンドを得られます。
これは便利な機能だと思います。
ただ、僕は操作方法が少し気になります。
個人的には4ウェイセレクターの方が使いやすい
僕のテレキャスターは、改造によって4ウェイセレクターを搭載しています。
切り替えられるのは次の4種類です。
1.リア
2.フロント+リア(並列)
3.フロント
4.フロント+リア(直列)
この方が、僕には直感的で使いやすいんですよね。
アメプロのように、センターポジションにしてからノブを引く操作は、少し手間に感じます。
もちろん、これは好みの問題です。
ただ、実際に改造したテレキャスターを使っている立場としては、4ウェイの方が好みです。
ボディコンターがないのも残念
もう一つ気になるのが、ボディコンターです。
今回のアメプロ・テレキャスターには、ボディ背面のコンター加工がありません。
一方、僕が所有しているAmerican Standard Telecasterには、コンター加工があります。
これが意外と快適なんです。
体に当たる部分が削られているので、ギターを抱えたときにフィットしやすい。
もちろん、伝統的な板状のテレキャスターが好きな人もいるでしょう。
ただ、30万円以上する現代的なテレキャスターなら、演奏性を高めるコンター加工があっても良いと思うんですよね。
伝統的な仕様を守ることと、使いやすさを高めること。
このバランスは、なかなか難しいところです。
④ American Professional Jazzmaster|Jブリッジと音色切替が大きな進化
今回のラインアップで、比較的変更が大きいと感じたのがジャズマスターです。
僕自身、Made in Japan Hybrid II Jazzmasterを所有しています。
動画でも実機を使いながら、ブリッジやスイッチの位置について解説しました。
主なスペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製造国 | アメリカ |
| ボディ | アルダー |
| 指板 | ローズウッド |
| 指板ラディウス | 9.5インチ |
| ネック | ディープCシェイプ |
| フレット | ナロー・トール |
| ピックアップ | V-Mod III Jazzmasterシングルコイル |
| ブリッジ | Jブリッジ |
| 特殊機能 | リアPU出力切替、直列配線 |
| 価格 | 313,500円 |
カスタムショップ由来のJブリッジを採用
最大の注目点はブリッジです。
従来のムスタングタイプから、カスタムショップ由来のJブリッジに変更されました。
ジャズマスターはブリッジ周辺の構造が独特で、チューニングやサステイン、弦の安定性が気になることもあります。
そのため、ここに手が入ったのは歓迎したい変更です。
ただし、実際にどの程度改善されたのかは、同じ条件で比較してみないと分かりません。
ヴィンテージ寄りとモダン寄りの音色を切り替えられる
もう一つの変更点が、リアピックアップの音色切替です。
プッシュスイッチによって、リアピックアップの高出力/低出力を切り替えられる仕様になっています。
これにより、モダン寄りのサウンドとヴィンテージ寄りのサウンドを使い分けられるというもの。
アメプロIIでは、プッシュスイッチを使ってセンターポジションを直列接続にする仕組みでした。
今回は、その機能の役割が変わったわけです。
リズムサーキット側で直列接続が可能
さらに、上部のリズムサーキット側のスイッチを使うことで、ピックアップを直列接続できます。
上部のボリュームとトーンも、その直列接続時の音を調整するために使う仕様です。
なかなか凝った仕組みですね。
ただ、僕としては一つ疑問があります。
「これ、実際にどれくらい使う人がいるんだろう?」
もちろん、音作りの幅が広がるのは良いことです。
ただ、ジャズマスターに多機能性を求める人が、どれほどいるのかは少し気になります。
個人的にはピックアップセレクターの位置を変えてほしい
僕が所有しているHybrid II Jazzmasterについても、一つだけ気に入らない部分があります。
それがピックアップセレクターの位置です。
個人的には、従来のジャズマスターの位置に配置してほしいんですよね。
僕自身、リズムサーキットを積極的に使うタイプではありません。
そのため、複雑な機能を増やすよりも、シンプルで直感的な操作性を重視したいところです。
今回のジャズマスターは、新ブリッジと音色の選択肢が増えた点で、確かに進化しています。
ただ、僕の理想とは少し違う方向性でした。
⑤ American Professional Jaguar|待望の追加!でもスイッチが惜しい
今回、個人的に最も期待していたモデルがジャガーです。
American Professionalシリーズにジャガーが加わったこと自体は、とても嬉しいニュースでした。
しかし、仕様を確認してみると……。
正直、少し残念でした(笑)。
主なスペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製造国 | アメリカ |
| ネック | ディープCシェイプ |
| フレット | ナロー・トール |
| ピックアップ | V-Mod IIIシングルコイル |
| ブリッジ | Jブリッジ |
| 特殊機能 | リアPU出力切替、直列配線 |
| 価格 | 319,000円 |
基本的な設計思想は、今回のジャズマスターと共通しています。
Jブリッジへの変更は歓迎
ジャガーにも、カスタムショップ由来のJブリッジが採用されました。
これは良い変更だと思います。
ジャガーはショートスケールを採用しているため、一般的なロングスケールのギターとは弦の張り具合や演奏感が異なります。
また、従来のブリッジでは弦落ちなどに悩まされることもありました。
そのため、ブリッジの改善は実用的な意味があると思います。
リアピックアップの音色切替も追加
ジャズマスターと同様、プッシュスイッチによってリアピックアップの出力を切り替えられます。
さらにリズムサーキット側では、直列接続も可能です。
音色のバリエーションという点では、確かに魅力的な仕様です。
でも、ジャガーらしいスイッチが欲しかった!
問題はここです。
今回のジャガーには、従来型のジャガーに見られる3連のスライドスイッチではなく、簡略化されたピックアップセレクターが採用されています。
僕はこれが残念なんですよ。
もちろん、現代的な操作性を求める人にとっては、こちらの方が使いやすいかもしれません。
ただ、ジャガーというギターには、あの独特のスイッチ類も魅力の一つだと思っています。
しかも、American Professional Classicのような、クラシックを意識したシリーズでも、僕の求める伝統的な操作系とは異なっていました。
せめてアメリカ製のレギュラーラインに、伝統的なスイッチ構成を持つジャガーがあっても良いのでは?
というのが、僕の意見です。
もちろん、メキシコ製のヴィンテージ志向モデルなどを選ぶ方法もあります。
ただ、せっかくならUSA製で、伝統的な見た目と現代的な演奏性を両立したジャガーが欲しいんですよね。
今回のジャガーは、新ブリッジなど評価したい部分も多いだけに、余計に惜しく感じました。
⑥ American Professional Hotshot Telecaster|3シングル搭載の変わり種
最後は、今回のラインアップで最も異色のモデルです。
American Professional Hotshot Telecaster。
テレキャスターのボディに、シングルコイルピックアップを3基搭載したモデルです。
主なスペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製造国 | アメリカ |
| ボディ | アルダー/アッシュ |
| ピックアップ | シングルコイル×3 |
| セレクター | 5ウェイ |
| ブリッジ | 3連サドル |
| ボディコンター | なし |
| 基本価格 | 308,000円 |
| アッシュ仕様 | 324,500円 |

テレキャスターなのにストラトのようなハーフトーンが出せる
通常のテレキャスターは、フロントとリアの2ピックアップ構成です。
しかし、ホットショット・テレキャスターにはセンターピックアップが追加されています。
動画で確認した仕様では、このセンターにはストラトキャスター用と思われるピックアップが搭載されています。
そして、セレクターは通常の3ウェイではなく5ウェイ。
つまり、ストラトキャスターのようなハーフトーンを使えるわけです。
テレキャスターの形が好きだけれど、ストラトのような音色のバリエーションも欲しい。
そんな人には、面白い選択肢になるかもしれません。
個人的には実験的なモデルという印象
ホットショットという発想自体は、今回初めて登場したものではありません。
ただ、こうしたモデルをレギュラーラインに加えたことには驚きました。
単発の限定モデルではなく、主力シリーズの一員として展開するわけですからね。
個人的には、少し実験的なモデルという印象があります。
今後どの程度人気が出るのか、非常に興味があります。
テレキャスター好きとしては、一度試奏してみたいモデルです。
アメプロは高くなりすぎた?初代と2026年モデルの価格を比較
今回、スペック以上に驚いたのが価格でした。
初代American Professionalが登場した頃の記事を読み返してみたところ、ストラトキャスターやテレキャスターの定価は約20万円。
ジャズマスターも約21万円でした。
それが2026年には、基本モデルでも30万円を超えています。
| モデル | 初代登場時の価格目安 | 2026年版 |
|---|---|---|
| Stratocaster | 約200,000円 | 302,500円 |
| Telecaster | 約200,000円 | 302,500円 |
| Jazzmaster | 約210,000円 | 313,500円 |
※初代の価格は動画内で振り返った当時の定価の概数です。2026年版は動画制作時に確認した税込価格です。
ストラトキャスターとテレキャスターでは、約10万円の差があります。
もちろん、為替相場や原材料費、人件費、流通コストなど、さまざまな要因が関係しているのでしょう。
ただ、ギターを長く見てきた身としては、少し複雑な気持ちになります。
かつて20万円前後だったUSA製のスタンダードモデルが、今では30万円以上。
ギターも高くなりましたね……。
2026年版American Professionalを新品で買う価値はある?
ここまで全6モデルを見てきました。
では、今回の新しいAmerican Professionalシリーズを、30万円以上出して購入する価値はあるのでしょうか?
僕の答えは、求める仕様によるです。
新型アメプロがおすすめの人
新型を選ぶ意味があるのは、今回追加・更新された機能に魅力を感じる人でしょう。
例えば、
・V-Mod IIIピックアップの音が気に入った
・ストラトやテレキャスターで、通常とは異なる配線を活用したい
・ジャズマスターやジャガーのJブリッジに魅力を感じる
・リアピックアップの音色切替を使いたい
・3シングルのホットショット・テレキャスターが欲しい
こうした人にとっては、魅力的なシリーズだと思います。
特にジャズマスターやジャガーは、従来モデルからの変更点が比較的分かりやすいですね。
シンプルなFenderが欲しいなら中古アメスタなども候補
一方で、僕のようにシンプルなフェンダーが好きな人は、無理に最新モデルを選ぶ必要はないと思います。
例えば、
中古のAmerican Standard
中古のAmerican Professional/Professional II
メキシコ製のFender
American Professional Classic
こうしたモデルも、十分に検討する価値があります。
もちろん、年式や個体の状態によって価格も演奏感も異なります。
中古ならではのメンテナンス費用が必要になる場合もあるでしょう。
それでも、プッシュスイッチや複雑な配線を使わないのであれば、もっとシンプルなモデルで満足できる可能性は高いと思います。
多機能化にはメリットとデメリットがある
今回のシリーズには、さまざまな切替機能が搭載されています。
もちろん、音作りの幅が広がることはメリットです。
ただし、機構が複雑になれば、接点や配線など、トラブルが発生し得る箇所も増えます。
だからといって、新型アメプロが壊れやすいと断定するつもりはありません。
ただ、シンプルな構造を好む僕にとっては、機能が増えることが必ずしも魅力になるわけではないんですよね。
スマートフォンでも、いろいろな機能が付いているけれど、実際にはほとんど使わないということがあります。
ギターも少し似ている気がします。
まとめ|2026年版アメプロは堅実な進化。ただし僕には刺さらなかった
2026年10月に登場した、新しいFender American Professionalシリーズ。
今回の変更点を改めて整理すると、以下のようになります。
| 変更点 | 内容 |
|---|---|
| ピックアップ | V-Mod IIIへ更新 |
| ブリッジ | ジャズマスター/ジャガーにJブリッジ |
| 音色切替 | ジャズマスター/ジャガーの機能を変更 |
| ボディ材 | ストラト/テレでアルダー・アッシュを展開 |
| ラインアップ | ジャガーとホットショット・テレキャスターが追加 |
| 価格 | 前モデルの直近価格より全体的に約1万円上昇 |
全体としては、既存のアメプロIIをベースに、必要な部分を改良したモデルという印象です。
特にジャズマスターとジャガーは、ブリッジや音色切替の変更によって、従来とは異なる魅力が加わりました。
また、ホットショット・テレキャスターをレギュラーラインに加えたのも、面白い試みだと思います。
ただ、個人的には少し物足りなさもあります。
テレキャスターなら、ボディコンターや4ウェイセレクターが欲しい。
ジャガーなら、伝統的なスイッチ類を残してほしい。
ジャズマスターも、もっとシンプルで使いやすい操作系が好みです。
もちろん、これは僕自身の好みの問題です。
新型アメプロが悪いギターだという話ではありません。
むしろ、現代的な使いやすさと幅広い音作りを求める人にとっては、非常に魅力的なシリーズだと思います。
ただ、僕のような少し偏屈なギター好きには、今回はそれほど刺さらなかったというのが率直な感想です(笑)。
30万円以上出して最新モデルを購入するなら、追加された機能が本当に自分に必要なのかを考えて選びたいところですね。
皆さんは、今回の新しいAmerican Professionalシリーズをどう思いましたか?
特にジャガーのスイッチ仕様や、ホットショット・テレキャスターについては、ぜひ感想を聞いてみたいです。
YouTubeでも全6モデルを解説しています
この記事の元になった動画では、実際に所有しているテレキャスターとジャズマスターを見せながら、セレクターやブリッジの違いを詳しく説明しています。
文章だけでは分かりにくい操作系の違いも、実機を見ながら確認できるので、ぜひ動画もご覧ください。
■引用&参考リンク
American Professional Stratocaster
https://jp.fender.com/products/american-professional-stratocaster?variant=44427384914007
American Professional Stratocaster HSS
https://jp.fender.com/products/american-professional-stratocaster-hss?variant=44427386486871
American Professional Telecaster
https://jp.fender.com/products/american-professional-telecaster?variant=44427385733207
American Professional Jazzmaster
https://jp.fender.com/products/american-professional-jazzmaster?variant=44427385700439
American Professional Jaguar
https://jp.fender.com/products/american-professional-jaguar?variant=44427385405527
American Professional HotShot Telecaster
https://jp.fender.com/products/american-professional-hotshot-telecaster?variant=44427384455255












