お疲れ様です。タキタロウです。

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ギターを始めて20年以上。
これまでレスポール、テレキャスター、ジャズマスター、ムスタング、ES-335など、さまざまなギターを所有してきました。
そんな僕が今回購入したのは、
2006年製 Gibson SG ’61 Reissue。

購入価格は税込24万8,000円。
実はこのギター、僕が大学生だった約20年前からずっと憧れていたモデルなんです。
当時はアルバイト代を貯めてもなかなか手が届かなかったギター。
それを約20年経った2026年、ようやく手に入れることができました。
今回は、なぜ今になってSGを購入したのか、現行のSG Standard ’61ではなく2006年製の中古個体を選んだ理由、そしてレスポールとの違いについて、実際に試奏・購入した経験をもとに紹介していきます。
結論:SGは軽くて弾きやすい、そして想像以上に万能だった
最初に結論を書いてしまうと、
今回のSG、買って大正解でした。
・2.9kgという圧倒的な軽さ
・フロントハムバッカーの甘く温かい音色
・歪ませたときの輪郭とSGらしい中域
・2006年製ならでは?の、自分の手になじむネック
・ギターボーカルにも向いている取り回しの良さ
特に気に入っているのは以下のポイントです。
もちろんヘッド落ちなど、SG特有の弱点もあります。
ただ、それを踏まえても非常に魅力的なギターです。
購入して約4週間が経ちましたが、現在はカスタムショップ製の1958 Les Paul Reissueよりも弾く頻度が高くなっています。
ひょっとすると、久しぶりにメインギターが入れ替わるかもしれません。
20年前、初めて購入したGibsonもSGだった

実は、僕がSGを所有するのは今回が初めてではありません。
大学生の頃、初めてアルバイト代で購入したGibsonがSGでした。
モデルは2004年製 Gibson SG Classic。
当時、お茶の水の楽器店で約10万円で購入したと記憶しています。
このSG Classicは、一般的なSG Standardとは少し異なる仕様でした。
| 項目 | 当時所有していたSG Classic |
|---|---|
| 製造年 | 2004年 |
| ピックアップ | P-90 × 2 |
| ピックガード | ラージピックガード |
| ブリッジ | Tune-o-matic |
| ポジションマーク | ドット |
| ネック | バインディングあり |
| 当時の購入価格 | 約10万円 |
P-90を2基搭載し、ラージピックガードを採用した、なかなか個性的なSGです。
今になって振り返ると、結構珍しい組み合わせだったと思います。
SGを選んだ理由は「軽さ」
そもそも、僕が初めて買ったエレキギターはGrassRootsのレスポールタイプでした。
これが、とにかく重かった。
正確な重量は覚えていませんが、体感では4kg台後半くらいあったのではないかと思います。
学生時代はバンドでギターボーカルもやっていたので、重いギターを抱えて長時間演奏するのが大変でした。
そこで次のギターを探す際には、軽さを重視するようになりました。
SG、レスポール・スタジオ、レスポール・ジュニアやスペシャルなどを比較し、最終的に選んだのがSG Classicだったわけです。
実際にバンドのライブでもメインギターとして活躍してくれました。

本当はSG ’61 Reissueが欲しかった
SG Classicは気に入っていました。
ただ、当時からもう1本、憧れていたSGがありました。
それがGibson SG ’61 Reissueです。

スモールピックガードに、57 Classicピックアップを2基搭載した仕様。
僕の中では、これこそ理想のSGでした。
当時の定価は23万5,000円。
大学生のアルバイト代では、簡単に買える金額ではありません。
ギターカタログを眺めながら、
「いつかはこれが欲しいな」
と思っていたものです。
トム・ヨーク、ホリエアツシ、和田唱への憧れ
当時SGに憧れていた背景には、好きだったミュージシャンの影響もありました。
Radioheadのトム・ヨーク。
ストレイテナーのホリエアツシさん。
TRICERATOPSの和田唱さん。
2000年代の邦ロックを聴き、バンドをやっていた僕にとって、SGは非常に魅力的なギターでした。
特にスモールピックガードの’61 Reissueは、見た目も含めて理想に近かったんです。
初代SG Classicはヘッドが折れて手放してしまった
そんなSG Classicですが、残念ながら現在は手元にありません。
2013~2014年頃、スタジオで練習していた際にヘッドが折れてしまいました。
修理費用もかかるため、当時は比較的高く買い取ってくれる楽器店へ売却しました。
ただ、今になって思うと、
修理してでも残しておけば良かった。
初めて自分のアルバイト代で買ったGibson。
大学時代のライブで使っていた思い出のギター。
手放して後悔したギターはほかにもありますが、SG Classicは特に後悔している1本です。
今回SGを再び購入したのも、そんな思い出が少なからず影響しています。
なぜ2026年になって再びSGが欲しくなったのか?
直接のきっかけは、所有していたGibson ES-335を売却したことでした。
ES-335は約35万円で購入したギターでしたが、売却時には購入価格にかなり近い金額が戻ってきました。
そこで次に購入するギターを考えたとき、久しぶりにSGが候補に浮かびました。
これまでさまざまなギターを使ってきた今だからこそ、SGの魅力を改めて感じたんです。
とにかく軽い。
取り回しが良い。
ギブソンらしいハムバッカーサウンドが得られる。
そしてレスポールとは明確に異なるキャラクターを持っている。
さらに、僕が探していた時点では、SGはほかの一部Gibsonモデルと比べても価格が極端に高騰している印象はありませんでした。
それなら、
「20年前に買えなかった’61 Reissueを、今こそ買ってみよう」
と思ったわけです。
現行SG Standard ’61と中古SG ’61 Reissueを試奏比較

購入にあたっては、もちろんいきなり決めたわけではありません。
都内の楽器店を回り、複数のSGを試奏しました。
途中、目当ての在庫がイベントのため別店舗へ移動していたこともあり、横浜や渋谷を歩き回ることになりました。
最終的には、お茶の水と国立の楽器店で候補を比較しています。
① 現行Gibson SG Standard ’61
まず試奏したのが、現行のSG Standard ’61。
当時確認した価格は、新品で約25万6,000円、中古で約22万8,000~23万円でした。
※価格は2026年9月の購入検討時に確認したもので、現在の販売価格や在庫を保証するものではありません。
マーシャルのアンプで弾いた印象は、
カラッとしたロック向きの音。
音そのものは非常に良かったです。
ただ、少し気になったのがネックでした。
現行モデルのスリムテーパー・ネックは薄く幅広い印象で、僕の手には少し角張って感じられました。
これは完全に好みの問題ですが、もう少し丸みのある握り心地の方が好きなんですよね。
② 2010年製 Gibson SG ’61 Reissue
次に試奏したのが、2010年製のSG ’61 Reissue。
価格は税込25万8,000円でした。
こちらも非常に良いギターでした。
特に現行SG Standard ’61と比べて、ネックの角張りが少ないように感じました。
握った瞬間の感触が違うんです。
ちなみに試奏した個体は、ボディ中央付近に木材の継ぎ目らしき線が見えました。
2ピースボディの可能性もありそうですが、外観だけでは断定できません。
もちろん、2ピースだから音が悪いという話ではありません。
③ 2004年製 Gibson SG Classic
そして、お茶の水で偶然発見したのが2004年製SG Classic。
なんと、大学時代に所有していたモデルと同年代の個体です。
価格は約24万円。
僕が約10万円で購入したギターが、今では2倍以上の価格になっているわけです。
時代を感じますね(笑)。
せっかくなので試奏してみたところ、
ネックが驚くほど手になじむ。
久しぶりに握ったはずなのに、妙に落ち着くんです。
P-90の音も非常に良く、ハムバッカー搭載SGとは明確に異なるキャラクターでした。
この時点では、
「やっぱりSG Classicが一番良かったんじゃないか?」
と思うほどでした。
最終的に購入したのは2006年製SG ’61 Reissue

お茶の水で複数のSGを試奏した後、さらに国立の楽器店へ向かいました。
そこで見つけたのが、今回購入した2006年製SG ’61 Reissueです。
主な状態・仕様は以下のとおり。
| 項目 | 購入した個体 |
|---|---|
| モデル | Gibson SG ’61 Reissue |
| 製造年 | 2006年 |
| 購入価格 | 248,000円(税込) |
| ピックアップ | 57 Classic × 2 |
| 重量 | 約2.9kg |
| ナット幅 | 約43mm |
| フレット残量 | 約80% |
| トラスロッド | 動作問題なし |
| 改造 | 大きな改造なし |
| 付属品 | ハードケース、山野楽器の保証書など |
20年前の中古ギターですが、状態はかなり良好でした。
購入後約4週間使った時点では、3弦のチューニングが少しずれやすいという気になる点はあります。
ただ、通常の演奏に支障があるほどではありません。
決め手はネックの握り心地
現行モデルではなく2006年製を選んだ最大の理由。
それは、
ネックの感触です。
現行SG Standard ’61も良いギターでした。
しかし、この2006年製はネックが非常に手になじみました。
大学時代に使っていたSG Classicに近い、少し優しい握り心地。
20年近く前のギターなのに、懐かしさを感じたんですよね。
音も、輪郭がありながらSGらしい中域がしっかり出ています。
スペック表だけでは分からない部分ですが、最終的にはここが決め手になりました。
山野楽器時代のGibsonは本当に良いのか?
購入した個体には、当時の山野楽器の保証書が付属していました。
いわゆる山野楽器が日本国内のGibson輸入代理店を務めていた時代の個体です。
ギター好きの間では、
「山野楽器時代のGibsonは良い」
という話を聞くことがあります。
ただ、僕は少し違う見方もしています。
当時の個体がすべて優秀だったというより、
状態や出来の良い個体が中古市場に残り、評価され続けている
という側面もあるのではないでしょうか。
もちろんこれは僕の推測です。
製造年や代理店だけで良し悪しを判断するのではなく、最終的には実際に弾いて選ぶことが重要だと思います。
SGを久しぶりに所有して分かった3つの魅力
① フロントハムバッカーの甘い音が素晴らしい
今回改めて感じたのが、SGのフロントピックアップの魅力です。
ハムバッカーらしい太さがありながら、温かく甘い音が出ます。
特にトーンを少し絞ったときの音色が非常に好みです。
ストラトキャスタータイプに搭載されたハムバッカーとは、また違う感触があります。
もちろんリアピックアップでは、輪郭のあるロック向きのサウンドも得られます。
甘いクリーントーンから、歪んだバッキングやソロまで対応できる。
想像以上に守備範囲の広いギターだと感じました。
② 2.9kgという軽さは想像以上に快適
SGの大きな魅力が重量です。
今回購入した個体は約2.9kg。
これは非常に軽いです。
レスポールを長時間抱えて演奏した経験がある人なら、この違いは大きいと思います。
肩や腰への負担が違いますし、家で気軽に手に取る機会も増えます。
僕自身、購入後にSGを弾く時間がかなり増えました。
ギターは音が良いことも重要ですが、
弾きたくなること自体が大きな価値
だと思います。
③ テレキャスターに通じるシンプルさがある
少し感覚的な話になりますが、久しぶりにSGを弾いていて思ったことがあります。
SGって、どこかテレキャスターに似ている。
もちろんピックアップも構造も違います。
ただ、シンプルで、どこか木っぽさを感じるような弾き心地があるんです。
ハムバッカーらしい甘さがある一方で、硬質な印象もある。
バッキングもソロもこなせる。
これはいろいろなギターを使ってきた今だからこそ、感じる部分なのかもしれません。
SGの欠点は?ヘッド落ちは確かにある
SGの弱点としてよく挙げられるのが、
ヘッド落ち。
今回の個体でも確かに発生します。
ストラップを付けて手を離すと、ネック側が下がろうとします。
また、レスポールやムスタングなどと比べると、ローフレット側が少し遠く感じることもあります。
ただ、実際に演奏しているときは左手でネックを支えていますし、僕の場合はそこまで大きな問題にはなっていません。
革製など摩擦の大きいストラップを使えば、ヘッド落ちを軽減することもできます。
完全に欠点が消えるわけではありませんが、十分対策できる範囲だと思います。
SGはギターボーカルにおすすめできるギター
今回SGを購入して改めて感じたのが、
ギターボーカルとの相性の良さ。
ということです。
特に3ピースバンドの場合、ギタリストが1人しかいません。
バッキングも弾く。
ソロも弾く。
そして歌う。
こうした状況では、ギターの取り回しが非常に重要になります。
SGなら、ハムバッカーらしい太さを持ちながら、レスポールより軽量な個体を選びやすい。
僕が好きなTRICERATOPSの和田唱さんのように、3ピースでギターとボーカルを兼任するスタイルにも非常に向いていると思います。
学生時代の僕は、レスポールを抱えて歌うことにも憧れていました。
でも今なら、
「SGで良いじゃないか。むしろSGの方が楽なのでは?」
と思います(笑)。
レスポールを持っていてもSGは必要なのか?

これはSGを購入するうえで気になる人も多いと思います。
僕自身、Gibson Custom Shop製の1958 Les Paul Reissueを所有しています。
そのうえでSGを追加する意味があるのか。
僕の答えは、
十分にある。
です。
ただし、音の違いだけを理由にする必要はないと思っています。
レスポールとSGの比較
| 比較項目 | レスポール | SG |
|---|---|---|
| 音の印象 | 太く、低域に厚みを感じやすい | 中域の輪郭が出て、軽快に感じやすい |
| 重量 | 比較的重い個体が多い | 比較的軽い個体が多い |
| 取り回し | 重量が負担になる場合も | 軽量で扱いやすい |
| ハイフレット | ボディ形状による制約がある | ダブルカッタウェイでアクセスしやすい |
| ヘッド落ち | 比較的気になりにくい | 個体やストラップによって起こる |
| ギターボーカル | 好みや体力次第 | 軽さが大きな利点 |
※音や重量、バランスはモデルや個体によって異なります。
レスポールとSGは、確かに音のキャラクターが違います。
ただ、アンプやエフェクターの調整で、それぞれの音にある程度近づけることもできます。
それよりも大きいのが、
見た目、重量、取り回し、演奏時の感覚。
このあたりだと思います。
レスポールの音が好きだけれど、重さが負担になっている人。
ギターボーカルとして使いやすいハムバッカー搭載ギターを探している人。
そういう人には、SGを試してみる価値が十分にあります。
SGを中古で購入するなら、ここを確認したい
今回の購入経験から、中古SGを選ぶ際には特に次の点を確認したいと感じました。
まずネックの握り心地。
同じ’61系のモデルでも、年式や個体によって手に伝わる感触は違いました。
次に重量とヘッド落ちの程度。
SGは軽いことが魅力ですが、実際にストラップを付けて立った状態でも確認したいところです。
そしてネックやヘッド周辺の修理歴、フレットの減り、トラスロッドの状態、ペグやナットのコンディション。
僕自身、かつてSGのヘッドを折ってしまった経験があります。
中古で購入する場合は、ヘッド周辺の状態も慎重に確認したいですね。
最後は音。
できれば普段使うアンプに近い環境で、クリーンと歪みの両方を試したいところです。
年式やスペックだけで決めず、実際に弾いて選ぶ。
今回のSG探しで改めて感じたことです。
20年前の憧れを手にして思うこと

今回購入したSG ’61 Reissueは2006年製です。
つまり、約20年前。
僕が大学生で、
「いつかは’61 Reissueが欲しいな」
と思いながらギターカタログを眺めていた頃に、実際に製造されたギターなんです。
当時、どこかの楽器店に並んでいたかもしれない個体を、約20年後の自分が手に入れる。
なんだか不思議な気分です。
ギターを始めたばかりの頃。
アルバイト代を貯めて初めてのGibsonを買ったこと。
大学時代にバンドでライブをしていたこと。
SG Classicのヘッドが折れてしまったこと。
そして手放したことを後悔したこと。
今回SGを買ったことで、そんな昔の記憶がいろいろとよみがえってきました。
まとめ:今回のSGは、おそらく手放さない
20年前に買えなかった憧れのGibson SG ’61 Reissue。
実際に購入してどうだったか。
買って良かったです。
音が良い。
軽い。
弾きやすい。
そして何より、手に取るたびにギターを始めた頃のことを思い出します。
現在はレスポールよりも弾く頻度が高くなっており、今後メインギターになる可能性も十分にあります。
かつて所有していたSG Classicを手放したことは、今でも後悔しています。
だからこそ今回のSGは、
おそらく、もう手放さないと思います。
これからも長く付き合っていきたいギターです。
実際のSGサウンドや試奏の様子はYouTubeで紹介しています
今回の記事の元になった動画はこちらです。
【Gibson SG】20年前に買えなかった憧れの61 Reissueをついに購入!
動画では、現行SG Standard ’61や中古SGとの比較、実際の試奏演奏、レスポールとの使い分けについて、さらに詳しく紹介しています。
SGの購入を検討している方は、ぜひあわせてご覧ください。












