お疲れ様です。
タキタロウ(@takitarou)です。
本題に入る前に
前回の内容を少しおさらいしておきますね。
前回は履歴書の中身の書き方についてでした。
志望動機と自己PRについてです。
覚えていますか?
志望動機と自己PRを書く上で大事なのは
この二つの関連性といことをご紹介しました。
忘れてしまった方や、何それ?知らないという方は前回の記事をご参照くださいませ。
Table of Contents
職務経歴書って何ぞや?
さて、今回は職務経歴書のお話です。
学生の方は職務経歴書?何それ?
という人も多いと思いますので、簡単にご説明します。
職務経歴書とはその名の通り履歴書と合わせて企業に提出する、あなたのがやってきた仕事の経験を書く書類のことです。
何だ、就職経験がないなら関係ないよね?
と思う方はちょっと待って下さい。
私は学生の方にも職務経歴書を書くことをお勧めします。
職務経験が無いとはいえ自分が今までやって来たことを書類としてまとめるという作業は就職活動のあらゆる場面で役に立ちます。
例えば面接の基本的な質問に関しても、一度書いてまとめておくと頭が整理され柔軟に対応できるようになりますし、作文を制限時間内に提出しなければならないといった場面でも自己PR、学生生活に関するものであれば文章をそのまま流用することが可能です。
また、今回ご紹介する職務経歴書の書き方を実践して頂ければ、
自分にはPRするところが無いと思っている方もPRする内容の見つることが出来るのではないかと思います。
ゲーム会社用の職務経歴書って?
ゲーム会社に限らずエンタメ系の会社だとポートフォリオとも呼ばれることもありますね。
もしあなたがデザイン系の職種を目指しているのであれば、作品集ともとらえることもできますが、今回説明する職務経歴書は自身の経歴をまとめた書類となります。
何回か転職したり転職エージェント経由で転職に挑む場合、エージェント毎のひな型があるのですが、就職サイトや企業の求人ページから直接応募の場合は自分で用意が必要となります。
※もちろん書類に記載する内容自体は自身で考える必要があります。
私自身の経験からするとゲーム業界に入るとき職歴と呼べるものがほぼ無かったため、当然エージェントも使えず、自力で何とかする必要がありました。
使えなかった理由は色々あるのですが、一言でいえばエージェント業も商売なので仕方がない話ではあります。そのあたりの詳細は改めて書ければなと思います。
職務経歴書の具体的な書き方
それでは、具体的な説明に入ります。
職務経歴書といっても基本的な考え方は履歴書と同じです。
職務経歴書だろうが、履歴書だろうが企業に提出する書類はあなたをPRするための書類です。
ですから、だから、書く項目、内容に関してもあなたの持つ魅力、武器を最も
PRしやすいものにカスタマイズする必要があります。
履歴書と違うところは決まったフォーマットが存在しないというところでしょうか。
とは言え書くべき項目も存在します。
下記の4項目基本になってきます。
・所属していた会社、アルバイト先、学校関係(場合によっては専攻、サークル活動)名
・在籍期間
・担当業務や活動概要
・活動詳細
さて、この4項目をどのように書くか
ということですが…
書類を提出するにあたって
・所属していた会社、アルバイト先、学校関係(場合によっては専攻、サークル活動)名
・在籍期間
・担当業務や活動概要
この3項目に関しては過剰書きで記載して問題はないでしょう。
(ただし、相手の印象に残りやすいように履歴書同様、フォントの色や大きさは工夫してくださいね)
問題は担当業務や活動概要についてですが、僕が当時実践した方法を紹介しますね。
まずはアルバイト、サークル活動、といったありとあらゆる経験を書き出しました。
A4用紙4枚くらいになったと思います。
自己PRのコツ
そしてあらゆるどんな経験においても、すべて志望する職種(私の場合は企画の分野)に何らかの形で活かせます。という書き方をしました。
さらっと書きましたがこの考え方かなり重要です。
……、
わかりにくいと思うので例を書きますね。
例えば、私は当時、書店でアルバイトをしていたのですが、
書類を通して文章力、企画力をPRしたかったので職務経歴書には下記のように書きました。
文章を考え、書くことが好きということもあり、ライトノベルやコミック、
を中心に新刊やオススメ作品のPOPやミニレビューを作成しています。
どうすれば、解りやすくその作品の購買層であるお客様に興味を持ってもらえるかを
念頭に文章、レイアウトを考案・作成し、
私が担当したものは売上げが平均して20%~30%UPしました。
文章力、コピ-ライティングには自信があります。
とこんな感じで。
職務経歴書に書くすべての項目で”●●の経験は××な理由で御社で活かせます”と一貫性を持って書くのです。
そのように書くことで、一見何の関係の無さそうな分野の経験から共通性を見つけ現場で応用していける能力を持った人間ということで好感を持たれます。
※ただ嘘はいけませんよ。
面接時に突っ込まれてもある程度受け答えができることを書いてくださいね。
そして、自分の経験を書きだしたら、応募する企業に応じて適した経験をピックアップして
A4用紙2枚程度にまとめて下さい。
あまりに長くても、読んでもらえませんし、かといって1枚だけですと経歴が羅列されただけの書類になってしまいます。
業界での経験が豊富な人はそれで構わないかもしれません。
ですが私は当時未経験でしたので、いかに自分に興味を持ってもらえるかを念頭においていました。
この考え方は冒頭に書いたとおり履歴書と考え方は同じですね。
と、今回はここまで。
次回は職務経歴書の書き方後編です。
基本的な書き方に関しては今回お伝えしましたが
次回の記事では、より書類の完成度をあげる
細かいテクニックについてご紹介します。
それでは。